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こにし まなみ
小西 真奈美
小西 真奈美
第30回 東京国際映画祭 オープニングセレモニー
本名 小西真奈美
別名義 藤木 一恵
生年月日 (1978-10-27) 1978年10月27日(45歳)
出生地 日本の旗 日本・鹿児島県川内市(現・薩摩川内市)[1]
身長 168 cm
血液型 AB型
職業 女優・歌手・シンガーソングライター・ファッションモデル
ジャンル 映画・テレビドラマ・舞台
活動期間 1998年 -
事務所 エレメンツ
公式サイト 小西真奈美 Official Website
主な作品
映画
『阿弥陀堂だより』
『UDON』
『のんちゃんのり弁』
『行きずりの街』
『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』
テレビドラマ
『ちゅらさん』
『きらきら研修医』
『小児救命』
『Nのために』
『半分、青い。』
 
受賞
日本アカデミー賞
新人俳優賞
2002年『阿弥陀堂だより』
ブルーリボン賞
新人賞
2002年『阿弥陀堂だより』
その他の賞

キネマ旬報ベスト・テン
新人女優賞
2002年『阿弥陀堂だより』


毎日映画コンクール
女優主演賞
2009年『のんちゃんのり弁』
高崎映画祭
最優秀主演女優賞
2010年『のんちゃんのり弁』
TAMA映画祭
最優秀女優賞

2011年『東京公園』『行きずりの街』
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小西 真奈美(こにし まなみ、1978年10月27日 - )は、日本の女優、タレント、歌手、シンガーソングライター。愛称は、こにたん[注 1]

鹿児島県[2]川内市(現・薩摩川内市)[1]出身、エレメンツ所属。

来歴

女優として

『寝取られ宗介'98』で女優デビュー[1]

1999年、つかこうへいの代表作でもある『蒲田行進曲』でヒロインを務めた。その頃からテレビドラマの活躍が多くなり、2001年にフジテレビ系『ココリコミラクルタイプ』でバラエティに初出演し、一躍人気を獲得。女優としても同時期にNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』に出演してヒロイン・古波蔵恵里の恋敵となるクールな女医を演じ、同ドラマがブームとなったこともあり認知度も高まった。

2002年公開の初出演映画『阿弥陀堂だより』で、第48回『キネマ旬報賞』新人女優賞、第45回ブルーリボン賞新人賞、第26回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。喋ることが出来ない難病を抱える少女役を演じた実績が認められての受賞である。

2006年6月16日、2000年頃から6年をかけて撮影した初の写真集『27』を発売した。

香川県の讃岐うどんをテーマにした映画『UDON』ではユースケ・サンタマリアと共に主役を演じる。この映画のカンヌ国際映画祭の新作映画ラインナップ発表会が2006年5月20日(日本時間21日)に行われ、ユースケ・サンタマリアと共に出席。

2006年より出演したアサヒビール製造・販売の第三のビール「ぐびなま」のCMが反響を呼んだ。日本地ビール協会によるアンケートで2006年の「ビールが似合う女優」第1位、2006年6月のCM好感度調査でも第2位に選ばれた。

2007年には、TBS系列のドラマ『きらきら研修医』で連続ドラマ初主演を果たした。役作りのため、デビュー以来では初めてショートカットになった[注 2]。同年2月より九州新幹線「つばめ」のイメージタレントに起用され、3月28日の放送で『ココリコミラクルタイプ』を卒業。

2009年、『のんちゃんのり弁』で、毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。

歌手・シンガーソングライターとして

2008年3月19日、映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌「Sunny Day」で、劇中の役名である藤木一恵名義でDefSTAR RECORDSから歌手デビュー。オリコン週間シングルチャートで初登場10位を獲得した。

2016年に出演した音楽劇『最高はひとつじゃない 2016 SAKURA』[3]の劇中曲であるKREVA「トランキライザー」をカバーした配信シングル「トランキライザー 〜single ver.〜」を2016年5月23日に本人名義で初リリース[4]、iTunesのHIPHOPチャートにおいて1位を獲得する。6月8日リリースの大橋マンデーナイトスタジオのトリビュートアルバム『monday night studio session』には「トランキライザー 〜album ver.〜」が収録された[4]

2017年9月23日にKREVAのサウンドプロデュースによるシングル「I miss you」をインディーズにて配信リリースし、シンガーソングライターとしてデビュー[5]、続いて12月8日に亀田誠治プロデュースによる2曲のクリスマスソング「君とクリスマス」「クリスマスプレゼント」を配信リリース[6]

2018年10月24日に自ら全収録曲の作詞作曲を手掛けたKREVAプロデュースによるファーストアルバム『Here We Go』をSPEEDSTAR RECORDSよりリリースし、メジャーデビュー[7][8]

2020年11月25日に自ら作詞作曲を手掛けたオリジナル4曲と椎名林檎の「ギブス」、星野源の「Ain't Nobody Know」を含むカバー曲4曲が収録されたアルバム『Cure』をUNIVERSAL MUSIC JAPANよりリリース。

人物

出演

テレビドラマ

映画

舞台

バラエティ番組

スポーツ番組

ドキュメンタリー

CM

ミュージック・ビデオ

ウェブマガジン

インターネット動画

オーディオブック

ラジオ

ディスコグラフィ

シングル

シングル(配信)

アルバム

書籍

エッセイ

写真集

受賞歴

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ リリー・フランキーが命名。コニタン"は小西博之で、こにたんは小西真奈美、と定義。ひらがなの優しいイメージ、とリリーフランキー談[要出典]
  2. ^ 本人によると、40cm近く切ったとのこと[要出典]
  3. ^ 小津安二郎監督の遺作となった同名の映画(1962年)をテレビドラマにリメイクしたもの。
  4. ^ a b WOWOWで放送されたドラマW1周年記念作品。3月14日にWOWOWで放送され同年6月19日には劇場公開された。
  5. ^ 全国5ヶ所の無料上映会場で公開、同年7月発売のDVDが中心
  6. ^ 制作:鹿児島放送

出典

  1. ^ a b c “小西真奈美”. KINENOTE. 2022年8月28日閲覧。
  2. ^ “公式プロフィール”. エレメンツ. 2014年8月11日閲覧。
  3. ^ a b “小西真奈美4年ぶりの舞台、KREVAの音楽劇「最高はひとつじゃない」制作発表”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年2月26日). https://natalie.mu/stage/news/177695 2018年11月3日閲覧。 
  4. ^ a b “小西真奈美が歌うKREVA曲が配信、ジャケ撮影はKREVA”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年5月21日). https://natalie.mu/music/news/188037 2018年11月3日閲覧。 
  5. ^ “小西真奈美がシンガーソングライターデビュー、サウンドプロデュースはKREVA”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年9月22日). https://natalie.mu/music/news/249774 2018年11月3日閲覧。 
  6. ^ “小西真奈美、亀田誠治プロデュースのXmasソングを2曲同時リリース”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年12月7日). https://natalie.mu/music/news/260029 2018年11月3日閲覧。 
  7. ^ “小西真奈美がビクターからメジャーデビュー、1stアルバムはKREVAプロデュース”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年8月3日). https://natalie.mu/music/news/293852 2018年11月3日閲覧。 
  8. ^ “小西真奈美、メジャー1stアルバム「Here We Go」収録曲&ジャケ写発表”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年9月7日). https://natalie.mu/music/news/298650 2018年11月3日閲覧。 
  9. ^ “44歳の小西真奈美 元祖小顔クイーンの現在が尊い スラリ8頭身「クールな役柄」出演映画PR”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年6月17日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/06/17/0016485300.shtml 2023年6月17日閲覧。 
  10. ^ “「第5回“小顔クィーン”」 安室奈美恵が4連覇 〜次世代クィーンも急上昇”. eltha. オリコン (2010年8月25日). 2014年8月11日閲覧。
  11. ^ “小西真奈美、キレイの秘訣はクラシックバレエ!水谷&及川の絶妙のコンビネーションには感激!!”. シネマトゥデイ (2010年12月20日). 2019年3月21日閲覧。
  12. ^ “小西真奈美「晴れ女要素を持ってます」:ORICON NEWS(2008年1月28日)”. 2021年9月23日閲覧。
  13. ^ “199回目のゲストは・・・小西真奈美さんです!!”. エフエムナックファイブ (2015年2月10日). 2019年3月21日閲覧。
  14. ^ “ニュース 新たな出演者発表!”. 連続テレビ小説「半分、青い。」. 2018年7月20日閲覧。
  15. ^ “北川悦吏子さんに感謝。清楚なイメージを覆す“ぶっ飛びキャラ”を「楽しみながら演じています」小西真奈美(加藤恵子)【「半分、青い。」インタビュー】”. エンタメOVO (2018年9月8日). 2018年9月10日閲覧。
  16. ^ “岸谷五朗、1年ぶりに役との”再会”に感慨「ちゃんと生きていた」”. ORICON STYLE (2015年10月2日). 2015年10月2日閲覧。
  17. ^ “ドラマ「スミカスミレ」本日放送分から小西真奈美が出演、化け猫の雪白役で”. コミックナタリー (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
  18. ^ “小西真奈美、料亭の女将役で吉田羊とバトル 艶やか和装を披露”. ORICON STYLE. (2016年10月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2080163/full/ 2016年10月19日閲覧。 
  19. ^ “キャスト一覧”. 空想大河ドラマ 小田信夫. 2017年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月6日閲覧。
  20. ^ “秋元康企画の不倫ラブコメで山下美月が“天然魔性系”に、小西真奈美やYOUも出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年9月15日). https://natalie.mu/eiga/news/445349 2021年9月15日閲覧。 
  21. ^ “赤楚衛二と坂口健太郎の主演サスペンス「ヒル」放送・配信日決定、ポスターも完成”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年1月22日). https://natalie.mu/eiga/news/462636 2022年1月22日閲覧。 
  22. ^ “STEAM BOY”. メディア芸術データベース. 2016年8月17日閲覧。
  23. ^ “小西真奈美主演「トマトのしずく」、家族の絆伝わるポスタービジュアル公開”. 映画.com. (2016年10月4日). https://eiga.com/news/20161004/12/ 2016年10月4日閲覧。 
  24. ^ “原田泰造が主演!家族の再生を描く映画制作”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2017年2月27日). https://thetv.jp/news/detail/101964/ 2017年2月27日閲覧。 
  25. ^ “「魔女の香水」に落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎、水沢エレナ、小出恵介が出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月25日). https://natalie.mu/eiga/news/510132 2023年1月25日閲覧。 
  26. ^ “内博貴、初ラップに四苦八苦 自己採点は「3点…」”. ORICON STYLE (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
  27. ^ “旅のチカラ バレエに恋して”. NHK (2021年11月28日). 2021年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月28日閲覧。
  28. ^ 小西真奈美の恋する惑星〜NY、LA、TOKYO 三都物語〜(BS朝日)、2014年9月13日閲覧
  29. ^ “小西真奈美さんも驚きの七五三撮影料半額!!「スタジオマリオはやさしい!」 記念日スタジオ「スタジオマリオ」新TVCM「やさしいマリオ篇」2020年9月5日(土)よりオンエア開始”. 株式会社キタムラ カメラ・デジカメ・フォトブックの専門店チェーン. 2021年12月29日閲覧。
  30. ^ "新CMのゴージャス衣装で小西真奈美を圧倒させたIKKO「風のように生きていきたい。柔軟性を持たないと」". ORICON NEWS. oricon ME. 26 September 2022. 2022年9月26日閲覧
  31. ^ “JMC、納豆テーマの楽曲MVにねば~る君&小西真奈美”. 音楽ナタリー (2015年7月14日). 2015年7月14日閲覧。

外部リンク


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