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あいぶ さき
相武 紗季
生年月日 (1985-06-20) 1985年6月20日(39歳)
出身地 日本の旗 日本 兵庫県宝塚市
身長 165 cm[1]
血液型 O型
職業 女優
ジャンル テレビドラマ・映画・CM
活動期間 2003年 -
配偶者 一般人男性(2016年 - )
著名な家族 朱穂芽美(母、元宝塚歌劇団)
音花ゆり(姉、元宝塚歌劇団)
公式サイト 相武紗季プロフィール
主な作品
テレビドラマ
『がんばっていきまっしょい』
『アテンションプリーズ』
『華麗なる一族』
『絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜』
『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』
『リバウンド』
『家政婦のミタ』
『リッチマン、プアウーマン』
『ミス・パイロット』
『マッサン』
『僕のヤバイ妻』
『同期のサクラ』
『夫よ、死んでくれないか』
映画
『茶の味』
『メールで届いた物語〜mail〜』
『NECK』
『恋するナポリタン 〜世界で一番おいしい愛され方〜』
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
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相武 紗季(あいぶ さき、1985年6月20日[1] - )は、日本の女優。

兵庫県[1]宝塚市出身[2][3]。ボックスコーポレーション所属。

父は元アメリカンフットボール選手[4]、母は宝塚歌劇団卒業生の朱穂芽美[5]、姉は元宝塚歌劇団星組娘役の音花ゆり[6]

来歴・人物

中学から高校2年生まで雲雀丘学園中学校・高等学校に通学し[7]、中学時分は水泳に没頭した。夏の高校野球PR女子高生に選ばれた幼馴染の木南晴夏を見るためにテレビを観て、高校野球に夢中になる[8]。高校球児に会いたい思いで2002年朝日放送「夏の高校野球PR女子高生」へ応募し、およそ1000人から選出される。帰省中のマネージャーが地元テレビで放送されていた当該PRビデオを目にしてスカウトし、芸能活動のため上京する。2003年、『WATER BOYS』(フジテレビ)で女優デビューする[9][注 1]

2004年から出演した「ミスタードーナツ」CMで、タカアンドトシとのコミカルな掛け合いで話題となる。女優業では『17才夏。〜屋上ガールズ〜』(ABCテレビ)、シナリオ登竜門大賞受賞作『なつのひかり。』(日本テレビ)など単発ドラマで主役を演じ、「よるドラシリーズ」新規作品最終作『どんまい!』(NHK総合)で連続ドラマ主役を初めて演じ、以降「タレントCM起用社数ランキング」などに名を連ねる。演技を学んでいたアクターズクリニックで監督塩屋俊の目にとまり、映画『ビートキッズ』で初ヒロインを演じる。

2005年に『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』、『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』でヒロイン役などアニメ映画に声優として出演する。

2010年にPiper #8『THE LEFT STUFF』(演劇集団Piper公演)で初めて舞台に出演する[10]

2013年1月1日に『〜感動の神対応バラエティ〜おお!Myゴッド』(フジテレビ)で初めて司会を担当する。

2013年4月から8月までアメリカへ語学留学[11]し、当初はサンフランシスコ、のちにボストンへ移る[12]。帰国して9月11日にジレットの新製品発売記念イベント[13]、10月からテレビドラマ『ミス・パイロット』(フジテレビ)[14]それぞれに出演する。

私生活

2015年1月に友人を介して知り合った化粧品等の企画・制作及び販売、イベント制作など様々な事業を手掛ける会社を経営する5歳年上の一般人男性と、約1年半の交際期間を経て2016年5月3日に結婚。同日に所属事務所を通じて発表した[15][16][17]。婚姻届は東京都内の区役所に代理人を通じて提出。

2017年5月9日に所属事務所が、第1子を妊娠中で秋に出産予定であり、芸能活動は体調をうかがい継続し[18]、当面の間産休に入ることを発表した[19]

10月4日に第1子出産を公表し、性別や出産日は非公表とした[20]

2018年6月3日放送の『ブラックペアン』第7話(TBS)で仕事を再開した[21]

2020年1月2日に所属事務所が、第2子を妊娠中で春に出産予定であり、芸能活動は体調を見ながら継続し、時期を見て産休に入ることを発表した[22]

2020年5月20日に第2子女児の出産が報じられ、所属事務所も出産を認め、仕事再開は「体調を見ながら」とした[23]。翌21日に自らInstagramで第2子女児出産を公表した[24]

これまで第1子の性別を公表していなかった相武は、第2子の誕生と同じタイミングで第1子が男の子であることを明かしている[25]

2023年8月現在、シンガポール在住であることが、友人でモデルの舞川あいくのInstagramで判明した[26]

元アメリカンフットボール選手である父の影響でNFLの大ファン[4]。2015年以降、『オードリーのNFL倶楽部』にも不定期に出演しており、2016年2月の第50回スーパーボウルではオードリーと共に現地でゲスト解説を行った。

出演

テレビドラマ

映画

ショートフィルム

配信

CM

バラエティ番組

スポーツ番組

ドキュメンタリー

音楽番組

舞台

DVD

ポスター

ゲーム

アニメ

音楽PV

ラジオ

書籍

写真集

カレンダー

連載

ムック

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 同一プロダクション所属の石川佳奈、上野なつひ、上木彩矢が同級生を演ずる。
  2. ^ 2014年6月29日に再放送が行われた。
  3. ^ a b 2018年にデジタル写真集として復刊した[51]

出典

  1. ^ a b c “相武紗季プロフィール”. ボックスコーポレーション. 2013年7月16日閲覧。
  2. ^ “母目線で防災呼びかけ 宝塚出身・相武さん、県HPに掲載/兵庫”. 毎日新聞. (2019年9月14日). https://mainichi.jp/articles/20190914/ddl/k28/040/272000c 2020年4月5日閲覧。 
  3. ^ “阪神・佐藤輝と女優の相武紗季が震災報道番組に出演「後の世代にも伝わってほしい」”. デイリースポーツ online (2022年1月17日). 2022年1月18日閲覧。
  4. ^ a b “相武紗季、意外な“アメフト愛”告白 父&さんまの影響でハマる”. Oricon News (2015年10月30日). 2020年12月20日閲覧。
  5. ^ “相武紗季 元タカラジェンヌの母、姉とは真逆「目標は市原悦子さん」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年11月3日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/11/03/kiji/K20151103011440420.html 2022年7月8日閲覧。 
  6. ^ “相武紗季、姉妹愛!音花ゆりの記事に大喜び「お姉ちゃんのこと書いてある」”. DAILY SPORTS ONLINE. (2015年3月10日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/10/0007805614.shtml 2015年4月12日閲覧。 
  7. ^ “浜田、相武の絵本読みで寝かしつけられる”. Lmaga.jp. 京阪神エルマガジン社 (2018年7月1日). 2018年8月9日閲覧。
  8. ^ “相武紗季、芸能界を目指したきっかけは幼なじみ・木南晴夏の存在”. ウオーカープラス. KADOKAWA (2017年4月16日). 2021年10月19日閲覧。
  9. ^ a b c d e 相武紗季(インタビュー)「今週のインタビューゲストはドラマ『パーフェクト・リポート』に出演する相武紗季さん。」『テレビドガッチ』。オリジナルの2013年9月3日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20130903061933/http://dogatch.jp/interview/240/2013年4月2日閲覧 
  10. ^ a b “相武紗季、初舞台は“悪女”です”. チケットぴあ (2010年1月27日). 2021年4月9日閲覧。
  11. ^ “相武紗季、米国留学 カリフォルニアの大学で語学研修”. スポーツ報知. オリジナルの2013年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130326023536/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130325-OHT1T00244.htm 2015年4月12日閲覧。 
  12. ^ 笑っていいとも! 2013年11月26日 - goo・TVトピック
  13. ^ “相武紗季:帰国後初イベントに登場「すてきな出会いあった」”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (MANTAN). (2013年9月11日). https://mantan-web.jp/article/20130911dog00m200012000c.html 2016年5月3日閲覧。 
  14. ^ “相武紗季、帰国後初ドラマに本音吐露”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2013年10月7日). https://mdpr.jp/news/detail/1286124 2016年5月3日閲覧。 
  15. ^ “相武紗季「有言実婚」36歳会社社長と3日入籍”. 日刊スポーツ. (2016年5月4日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1641610.html 2016年5月5日閲覧。 
  16. ^ “相武紗季が結婚 6歳上会社経営者と”. デイリースポーツ online. (2016年5月4日). https://www.daily.co.jp/gossip/2016/05/04/0009049376.shtml 2016年5月5日閲覧。 
  17. ^ “相武紗季が結婚!お相手は一般男性「笑顔いっぱいな家庭を」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年5月3日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/03/kiji/K20160503012516800.html 2016年5月3日閲覧。 
  18. ^ “相武紗季 第1子妊娠を発表「新しい命を授かりました」今秋出産予定”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年5月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/05/09/kiji/20170509s00041000080000c.html 2017年5月9日閲覧。 
  19. ^ “相武紗季が第1子妊娠 結婚1周年でおめでた発表”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年5月10日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1820874.html 2017年5月24日閲覧。 
  20. ^ “相武紗季 第1子出産を発表!母子ともに健康 性別は明かさず”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年10月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/10/04/kiji/20171004s00041000139000c.html 2017年10月4日閲覧。 
  21. ^ a b “相武紗季、出産後初ドラマ出演!日曜劇場「ブラックペアン」で女優復帰も「圧倒された」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年5月26日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/05/26/kiji/20180525s00041000301000c.html 2018年5月26日閲覧。 
  22. ^ “相武紗季が第2子妊娠 元タカラジェンヌ姉も妊娠、同時期に出産も”. デイリースポーツonline (デイリースポーツ). (2020年1月2日). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/01/02/0013005373.shtml 2020年1月14日閲覧。 
  23. ^ “相武紗季、第2子女児を出産していた 仕事復帰は体調見ながら”. SANSPO.COM (サンケイスポーツ). (2020年5月21日). https://www.sanspo.com/article/20200521-JTK6C4BYTRMGXF7F5VUWTYVAOI/ 2020年5月21日閲覧。 
  24. ^ “先日、第二子の女の子を出産致しました。少し小柄ですが元気いっぱい、無事に生まれてきてくれた事に幸せを感じています。 2人育児、また初めてのことだらけで1日1日があっという間に過ぎていきますが。。 焦らず慌てず穏やかに。こんな時だからこそ贅沢に子供と向き合える時間だと思って、今出…”. 相武紗季公式Instagram (2020年5月21日). 2024年7月15日閲覧。
  25. ^ [1]
  26. ^ “相武紗季、シンガポール在住だった!現地でのお買い物動画も 友人モデルが「おそろ」で報告”. デイリースポーツ (株式会社デイリースポーツ). (2023年8月21日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/08/21/0016723784.shtml 2023年9月20日閲覧。 
  27. ^ “山本舞香、平祐奈、小手伸也「おむすび」で橋本環奈の同級生に 新キャスト7名発表”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年9月12日). 2024年9月12日閲覧。
  28. ^ “相武紗季主演ドラマ『硝子の葦』から裸のポスター公開、追加キャスト9人 も判明”. (2015年1月17日). https://www.cinra.net/news/20150117-garasunoashi 2015年1月17日閲覧。  {{cite news}}: 名無し引数「CINRA.NET」は無視されます。 (説明)
  29. ^ “相武紗季:憎まれ役に開眼「作品をより楽しめる」”. MANTANWEB (MANTAN). (2015年4月10日). https://mantan-web.jp/article/20150410dog00m200013000c.html 2015年4月12日閲覧。 
  30. ^ “瑛太主演「家族」がテーマのドラマ今秋放送”. ウォーカープラス. (2015年4月14日). https://thetv.jp/news/detail/57652/ 2015年4月17日閲覧。 
  31. ^ “相武紗季、連ドラ『エンジェル・ハート』で槇村香に起用”. ORICON NEWS. oricon ME (2015年9月8日). 2015年9月8日閲覧。
  32. ^ “相武紗季、毒舌キャラでイマドキ女性の恋愛事情を描く”. ORICON NEWS (oricon ME). (2015年8月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2057640/full/ 2017年4月20日閲覧。 
  33. ^ “『民王』入れ替わり親子、再び! 4月に2週連続スピンオフ”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年3月9日). 2016年3月9日閲覧。
  34. ^ “伊藤英明:4月期ドラマで不倫男に ヤバイ妻役に木村佳乃”. まんたんウェブ (MANTAN). (2016年3月5日). https://mantan-web.jp/article/20160304dog00m200044000c.html 2016年3月5日閲覧。 
  35. ^ “相武紗季、“脱・悪女”に不安「あまりに純粋な役なので」”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年9月21日). 2016年9月22日閲覧。
  36. ^ “ドラマ『女の勲章』でし烈な戦い! ミムラ、相武紗季、木南晴夏インタビュー”. Muscat. フジテレビ (2017年4月12日). 2022年7月8日閲覧。
  37. ^ “相武紗季:唐沢寿明と“スキャンダル” 一線越える新聞記者役に”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年1月6日). https://mantan-web.jp/article/20190105dog00m200029000c.html 2019年2月24日閲覧。 
  38. ^ “「演技の振り幅にびっくり」 ドラマ「Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜」第7話で相武紗季が見せた姿に大反響!”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA (2019年8月26日). 2020年4月5日閲覧。
  39. ^ “『同期のサクラ』相武紗季、怒りの“覚醒”にネット感動「今までで一番泣ける」”. クランクイン!. ブロードメディア (2019年11月14日). 2019年11月30日閲覧。
  40. ^ “相武紗季『リバーサルオーケストラ』参戦 田中圭“朝陽”と親密(?)な雑誌編集者役「楽しく充実した撮影になっています」”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年2月1日). 2023年2月1日閲覧。
  41. ^ “相武紗季“4年ぶり”日曜劇場出演が決定 『ラストマン』主人公の母親役”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年5月21日). 2023年5月21日閲覧。
  42. ^ “安達祐実「衝撃的なタイトル」のドラマで主演「リアルな部分を担えれば…」”. ORICON NEWS. oricon ME (2025年2月26日). 2025年2月26日閲覧。
  43. ^ “レイトン教授と永遠の歌姫”. メディア芸術データベース. 2016年10月2日閲覧。
  44. ^ 中村好伸 (2015年4月9日). “相武紗季にマッチングTRY!……新CM放送開始”. RBB TODAY. 2015年4月12日閲覧。
  45. ^ “メディア・ミックス”. TBS VISION. 2017年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月27日閲覧。
  46. ^ 『ひび・あかぎれ治療薬のヒビケアから生まれたひび割れ予防のための薬用ハンドクリーム『ヒビケアプリベント』8月20日(火)新発売』(PDF)(プレスリリース)池田模範堂、2019年8月20日。https://www.ikedamohando.co.jp/pdf/20190820.pdf2019年11月30日閲覧 
  47. ^ “シンサイミライ学校の先生と仲間たち”. NHK. 2012年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月5日閲覧。
  48. ^ “君とボクの聖地巡礼〜神秘の奈良・国宝美仏めぐり〜”. TBS. 2017年1月15日閲覧。
  49. ^ 相武紗季(インタビュアー:本吉英人)「相武紗季インタビュー「“頑張ったやんけ”みたいに思ってもらえるように」」『TOKYO HEADLINE』、2012年2月6日。オリジナルの2013年4月28日時点におけるアーカイブ。https://archive.is/u9eaO2012年8月25日閲覧 
  50. ^ “『レイトン教授と超文明Aの遺産』キャスト発表! 謎の少女アーリア役は忽那汐里!”. ファミ通.com. 2012年9月19日閲覧。
  51. ^ “相武紗季、伝説の写真集『10代』『surf trip』 2冊同時にデジタル復刊”. クランクイン!. ブロードメディア (2018年10月7日). 2018年10月18日閲覧。

外部リンク

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