よしおか りほ 吉岡 里帆 | |||||||||||
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2019年 シッチェス・カタロニア国際映画祭
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本名 | 吉岡 里帆 | ||||||||||
生年月日 | 1993年1月15日(31歳) | ||||||||||
出身地 | 日本 京都府京都市右京区 | ||||||||||
身長 | 158 cm[1] | ||||||||||
血液型 | B型[2] | ||||||||||
職業 | 女優、グラビアアイドル | ||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・CM | ||||||||||
活動期間 | 2013年 - | ||||||||||
事務所 | フラーム | ||||||||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
ドラマ 『あさが来た』 『カルテット』 『ごめん、愛してる』 『きみが心に棲みついた』 『健康で文化的な最低限度の生活』 『レンアイ漫画家』 『ガンニバル』 『時をかけるな、恋人たち』 映画 『幕が上がる』 『明烏』 『パラレルワールド・ラブストーリー』 『見えない目撃者』 『泣く子はいねぇが』 『ハケンアニメ!』 『島守の塔』 『アイスクリームフィーバー』 舞台 『いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩」』 劇場アニメ 『名探偵コナン から紅の恋歌』 『空の青さを知る人よ』 『漁港の肉子ちゃん』 | |||||||||||
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吉岡 里帆(よしおか りほ、1993年1月15日[1] - )は、日本の女優。京都府京都市右京区出身[3][4]。本名同じ。A-team[1]を経てフラーム所属。
京都市右京区太秦に生まれ、映像会社を経営するカメラマンの父や母・祖母の影響を受けて、幼少時より映画や演劇、歌舞伎、能、日本舞踊、落語などさまざまな芸術文化に親しみながら育つ[4][5][6][7]。中学時代は吹奏楽部に所属、進学校の京都府立嵯峨野高等学校へ進学後は一時軽音楽部やソフトボール部のマネージャーを務めるものの肌に合わず、勉強とアルバイトに打ち込む日々を過ごす[8][9]。
書道家を目指して京都橘大学文学部日本語日本文学科書道コースに進学[注 1][11]するも芝居への思いを断つことができず[12][10]、つかこうへい、三島由紀夫、唐十郎らの古典的な作品を上演する劇団の学生演劇のエネルギーに刺激を受けて[4][13]、自らも18歳の時に同志社大学の友人の誘いで小劇場の舞台に立って唐十郎の『吸血姫』で主人公を演じたのを契機に学生演劇の世界にのめり込む[6][14]。また、学生主体の自主映画の撮影にも参加し[4][5]、学生制作のインディーズドラマ『ショート・ショウ』第1話「サティスファクション」(KBS京都)でテレビドラマに初出演[15]。テレビも映画も東京制作が主体であることから「やっぱり東京いかないとだめかな」と悩んでいたことと、映画『天地明察』でエキストラとして出演していた際に滝田洋二郎監督から「東京来たらいいのに!」と勧められていたこと[16]が重なり東京の養成所へ通い始め[17]、京都の大学で演劇をしながら東京の養成所でレッスンを受けるという、京都と東京を往復する生活を送る[18]。京都から東京に通う費用は居酒屋やカフェ、歯科助手など多い時で4つのアルバイトを掛け持ちして捻出した。大学が終わった後に作品作りをしてアルバイトへ行き、夜行バスで上京して漫画喫茶でシャワーを浴びオーディションを受けるなどして再び夜行バスで京都に戻る日々を5年ほど続ける[19][20][21]。大学は転学後に卒業している[22]。
京都在住で[12]小劇場の舞台に客演するなど京都を中心に活動を続けていたが、2015年6月より上京[23]。NHKドラマ10『美女と男子』の後半にレギュラー出演して朝ドラスタッフの目に留まり、同年後期の連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインオーディションでは最終選考で落選したものの「あの子に何か役をやらせたい」と制作側から声をかけられる。波瑠演じるヒロイン・あさの娘の親友役で2016年2月の第18週よりレギュラー出演[13][24][25]。のちにヒロイン・あさの信奉者となる丸メガネがトレードマークの「のぶちゃん」こと田村宜役をひたむきに、時にコミカルに演じて一躍注目を集める[5]。
朝ドラ放送終了後の2016年4月には『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)に出演して[6]民放連続ドラマに初レギュラー出演を果たし、続けて『死幣-DEATH CASH-』(TBS系)、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)、『カルテット』(TBS系)まで4期連続でレギュラー出演[26]。また、5月に「美少女タレントの登竜門」として知られる結婚情報誌『ゼクシィ』(リクルート)の9代目CMガールに抜擢されたのを皮切りに[27][28]6社のCMに起用され、バラエティ番組への出演も増えるなど、着実に知名度を伸ばす[29][30]。同年11月には知名度がそれほど無かった2014年に撮影しお蔵入りとなっていた初主演映画『ハッピーウエディング』が劇場公開[31][32]。12月には福田雄一演出の舞台『ナイスガイ in ニューヨーク』で初めて商業演劇作品に出演して大きな劇場の舞台に立ち、目標としていた東京の劇場の舞台にも初めて立つ[33][34]。
2017年には、1月期『カルテット』(TBS系)における演技が話題を呼びコンフィデンスアワード・ドラマ賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞するなどの高い評価を受け、役者として知名度が急上昇し、続けて純粋なヒロイン役を演じた7月期の『ごめん、愛してる』(TBS系)などで演技の幅の広さを印象づける。その後、UR都市機構、ZOZOTOWN、日本コカ・コーラ「綾鷹 にごりほのか」、日清食品「どん兵衛」、資生堂「エリクシール ルフレ」など大手企業のCMに次々出演が決定し、ORICON NEWS発表の「2017 ブレイク女優ランキング」において第1位に選出[35]、翌2018年の「エランドール賞新人賞」を受賞する[36][37][38]。 年末には「VOGUE JAPAN Women of the Year 2017」「Yahoo!検索大賞2017 女優部門賞」「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 新人賞(『カルテット』)」を受賞し[39][40][41]、『第68回NHK紅白歌合戦』でゲスト審査員を務める[42]。
2018年に入り2月には京都市山科区よりゆかりのある人物に送られる「やましな栄誉賞」を贈られた[43][44]。1月期の『きみが心に棲みついた』(TBS系)で連続ドラマ初主演[45]、2月放送の『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)で念願だった時代劇に初挑戦[46]。7月には、芸能活動5周年・25歳となる区切りの年にファースト写真集『so long』を発表する[47][48]。2018年9月16日に開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」では、シークレットゲストとしてトップバッターを務める[49]。ヒロインを務めた10月公開の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』では劇中で歌とギターに初挑戦し[50]、主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」を熱唱[51]。12月5日放送の『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に映画の役名・ふうかとして主演の阿部サダヲとともに出演、テレビ初歌唱して反響を呼ぶ[52][53]。
2019年には『パラレルワールド・ラブストーリー』でヒロイン役を演じ[54]、主演を務めた『見えない目撃者』で視力を失くした元警官という難役を演じて[55]、両作での演技により第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞[56]。
2022年、主演を務めた映画『ハケンアニメ!』や太平洋戦争末期の沖縄戦を描いた映画『島守の塔』における演技が評価され、多くの役者賞を受賞した[57][58][59]。
2024年4月1日、所属するA-teamが新規の芸能関係業務を休業することを発表[60]。これを受け、同事務所を退所したことを4月6日に自身のInstagramで報告し、「動き出すと止まらない歯車もあるんだなとこの4ヶ月無力さを痛感しました。人生は本当に旅ですね…どこに流れ着くかは分からないですがおおらかに舟の帆を広げて荒波も晴れ模様も、航海していこうと思います」とコメントした[61]。
さらに同日、フラームの所属となったことを同事務所の公式サイトにて発表し、同事務所から「今まで育ててくださった皆様への感謝を忘れず、吉岡里帆が女優としてより一層輝けるように、歩幅を合わせて真摯にひたむきに努力してまいります。」とコメントが発表された[62]。また、この移籍にあたり吉岡本人も自身のInstagramで「様々な話を重ねていく中でここで新しい挑戦をしてみたいと感じました。これまでの感謝の気持ちを胸に第ニ章をスタートさせます。まだまだ未熟者ではありますが、場所は変わっても周りにいて下さる皆様と力を合わせて初心を忘れず真摯に活動に取り組んでいく所存です。今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。」とコメントした[63]。
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