島の先生は、2013年5月25日から2013年6月29日にかけてNHK総合テレビジョンで全6回放送されたの土曜ドラマ。
土曜日21時00分 - 21時58分放送。
荒井修子作、仲間由紀恵主演。
主題歌は、「未来」(長渕剛)。
奄美群島の孤島にある小さな学校を舞台に、教師と子どもたちの成長の日々をハートフルに描く。
離島の学校(小中併設)には、東京や大阪などから、さまざまな問題を抱えた児童・生徒たちが留学し、里親のもとで暮らしている。
都会のマンモス校でいじめや不登校に苦しみ、集団の中で隠れるように過ごしてきた子どもたちも、全校わずか十数人の学校では、生徒会・運動会・学習発表会‥、何をやるにも毎日が主役となる。
島人たちの深い人情や温かい視線に育まれ、自分がこの世界で必要とされていることを実感し、子どもたちは再生への糸口をつかむ。島を必要としているのは、子どもたちだけではない。日々の生活に疲れた大人たちにとっても、島は、限りなく深い癒しと新しい活力を与えてくれる。
“島は、日本の保健室”なのだ。
島の学校で教師をしているのは、ヒロインの夏村千尋(なつむら・ちひろ)先生。千尋自身が、実母との関係に苦しみ、中学生時代にこの島で留学生活を送ったことがある。生徒たちの問題を一緒になって悩みながら、千尋先生も、もう一度人生をやり直そうと励んでいる・・・。